足場の種類を完全網羅!現場で使われる3つの特徴と違い

New

こんにちは!広島県広島市を拠点に、中国エリア全域で足場工事と鉄筋工事を手掛けている株式会社アスタです。


これから建設業界で働こうと考えた時、「足場の種類が多すぎて覚えられない」「『ビケ足場』や『単管足場』など、現場で何がどう違うのか分からない」と戸惑うことはありませんか?足場は現場の安全を守る要ですが、その種類や特徴を正しく理解していないと、仕事のイメージが湧きにくいものです。


実は、現場で主に使われる足場は大きく分けて3つあり、それぞれの特徴を知ることで、自分に合った働き方やキャリアの積み方が見えてきます。


そこで今回は、建設現場で主役となる「くさび式」「枠組」「単管」の3種類の違いや使い分け、現場で飛び交う部材の名前、そして未経験者が最初に選ぶべき工法について分かりやすく解説します。



■現場で主役となる足場3選



工事現場と一口に言っても、戸建て住宅の塗装から大規模なビルの建設、橋梁工事までその種類は多岐にわたります。当然、それぞれの現場の高さや形状、作業内容に適した「足場」を選ばなければ、作業効率が落ちるだけでなく、作業員の安全も確保できません。ここでは、現在日本の建設現場で主に使用されている代表的な3つの足場工法について、それぞれの特徴やメリット、適している現場を詳しく解説します。


・シェアNo.1のくさび式足場


現在、戸建て住宅や中低層の建物工事において、圧倒的なシェアを誇っているのが「くさび式足場(ビケ足場)」です。一定間隔に「コマ」と呼ばれる緊結部がついた支柱に、手すりや踏板などの部材をハンマーで打ち込んで固定します。この工法の最大の特徴は、組み立てと解体のスピードです。ボルトやクランプなどの細かい金具を使わず、くさびの原理を利用して強固に連結するため、他の足場と比較して短時間で設置が完了します。また、作業床がシステム化されており、足元がフラットで安定性が高いため、職人が安心して作業できる安全性も大きな魅力です。


・ビル建設に必須の枠組足場


高層ビルやマンションなどの大規模修繕工事でよく見かけるのが「枠組足場」です。これは、軽量で強度の高い鋼製の「建枠(門型のフレーム)」を積み重ね、筋交いや鋼製布板(アンチ)で補強しながら高く組み上げていく工法です。昭和27年にアメリカから導入されて以来、長年にわたり日本の建設現場を支えてきました。最大のメリットは、その圧倒的な強度と安全性です。高く組み上げても揺れが少なく、高層建築の現場でも安定した作業スペースを確保できます。


・狭い場所で輝く単管足場


「単管足場」は、直径48.6mmの単管パイプとクランプと呼ばれる固定金具を組み合わせて作る、最も自由度の高い足場です。昔ながらの工法ですが、現在でも狭小地や複雑な形状の建物、または部分的な補修工事などで重宝されています。パイプの長さや連結位置を自由に調整できるため、くさび式や枠組足場が入らないような狭い隙間や、障害物が多い場所でも柔軟に対応して足場を組むことができます。



■くさび式と枠組の決定的な違い



どちらもユニット化された「システム足場」と呼ばれますが、実際に扱う職人にとっての作業感覚や負担は全く異なります。最大の違いは、部材の固定方法と重量感です。それぞれの特性を知ることで、自分がどちらの現場に向いているか、どのようなスキルが得られるかが見えてきます。


・ハンマー1本で組める手軽さ


くさび式足場の最大の特徴は、ハンマー1本で組立から解体まで全ての作業が完結することです。支柱にある「ポケット(受け金具)」に、手すりやブラケットの先端についた「くさび」を差し込み、上からハンマーで叩くことで強固に「緊結」させます。ボルトやナットをスパナで締め付ける作業がないため、未経験者でも手順を覚えやすく、スピーディーに施工できるのが魅力です。一方、枠組足場は強度は高いものの、建枠(門型のフレーム)などの主要部材が大きく重いため、運搬や設置にはかなりの体力とコツを要します。


・現場ごとの使い分けとサイズ


一般的に、高さ31m(約10階建て相当)未満の中低層建築や一般戸建て住宅では「くさび式」、それ以上の高層ビルや大型マンションの大規模修繕では「枠組足場」が採用される傾向にあります。くさび式は部材を細かく分解できるため、2トンや4トントラックでの運搬が容易で、大型車両が入れない狭い路地の先にある現場でも搬入・施工が可能です。対して枠組足場は、広い資材置き場や大型トラック、場合によってはクレーンなどの重機による揚重が必要です。


・AタイプとBタイプの規格


くさび式足場の中にも、実はメーカーや形状によって大きく分けて「Aタイプ」と「Bタイプ(ビケタイプなど)」などの規格が存在します。主な違いは支柱のポケット形状やくさびの厚み、取り付け位置です。例えば、Aタイプは支柱のコマ(ポケット)の間隔などが異なります。求職者の方が特に知っておくべきは、これらに「互換性がない」という点です。AタイプとBタイプの部材が混ざると足場を組むことができません。



■現場で飛び交う部材の名前



足場の世界に飛び込むと、最初は耳慣れない専門用語の多さに戸惑うかもしれません。「アンチ持ってきて!」「ジャッキもっと上げて!」と先輩に言われても、物が分からなければ動けません。しかし、これらは全て作業を効率的かつ安全に進めるために必要な共通言語です。部材の名前と役割を正しく理解することは、単なる知識ではなく、現場での「危険予知」や「スムーズな連携」に直結する重要なスキルとなります。ここでは、くさび緊結式足場で頻繁に使用される基本部材について解説します。


・支柱・手すり・ジャッキの役割


足場を構成する部材には、それぞれ人体の骨格のような重要な役割があります。まず、足場の土台となるのが「ジャッキベース」です。地面に設置し、ハンドルの高さを調整することで、凸凹のある敷地でも足場を水平に保つ役割を果たします。その上に立つのが「支柱(コマ付き支柱)」です。等間隔についたポケット(コマ)が特徴で、ここに部材を打ち込みます。そして、作業員の命を守るのが「手すり」です。落下防止の機能はもちろん、足場の水平方向の強度を保つ役割も兼ねています。


・図解で覚える各部の名称


現場で特によく使われる通称にも慣れておきましょう。例えば、作業員が歩くための鋼製の床板(布板)のことを、現場では「アンチ」と呼びます。これは英語の「Anti-slip(滑り止め)」が語源と言われています。また、地震や強風による倒壊を防ぐために斜めに入れる補強材を「筋交い(ブレス)」と呼びます。最初は形と名前が一致しないかもしれませんが、アスタでは入社後の研修や現場でのOJTを通じて、実物を触りながら丁寧に教えていきます。図面(施工要領書)を見ながら、「これがブラケット、これが階段」とパズルのように覚えていく過程も、この仕事の面白さの一つです。



■稼げる職人になるための選び方



これから建設業界でキャリアを積みたいと考えている方にとって、「どの種類の足場から始めるか」は非常に重要な選択です。扱う足場の種類によって、活躍できる現場の規模や、求められる身体的な負担、そして将来的な独立のしやすさも変わってくるからです。単に「給料が良いから」という理由だけでなく、その工法が持つ将来性や、自分の目指すキャリアプラン(親方になりたい、多能工になりたい等)に合っているかを見極めることが、長く安定して稼ぎ続ける職人になるための近道です。


・次世代足場で広がる可能性


近年、建設業界では「次世代足場」と呼ばれる新しい規格の導入が進んでいます。これは従来のくさび式足場のメリット(施工の早さ)を活かしつつ、支柱を太くして強度を高めたり、階高を高くして作業空間を広くしたりと、安全性と快適性を向上させたものです。これにより、今まで枠組足場しか使えなかったような高層ビルや大規模プラント工事でも、くさび式の技術が応用できるようになっています。


・未経験ならくさび式が近道


未経験から最短で一人前の職人を目指すなら、アスタも採用している「くさび緊結式足場」が圧倒的におすすめです。理由はシンプルで、ハンマー1本で扱えるため「技術の習得が早い」こと、そして住宅工事の需要がなくならない限り「仕事が途切れない」からです。枠組足場のような重量物を運ぶ重労働が比較的少ないため、身体への負担をコントロールしながら長く働くことができます。



■株式会社アスタでは一緒に働く仲間を募集しています!


株式会社アスタは、広島県広島市を拠点に、中国エリア全域で足場工事と鉄筋工事を手掛けています。今回ご紹介した、施工性が高く需要の尽きない「くさび緊結式足場」を主力としており、戸建てから工場プラントまで幅広い現場で実績を重ねています。


当社では、資材の名前や道具の使い方から、先輩社員がマンツーマンで丁寧に指導します。ハンマー1本の扱いからスタートし、将来的には鉄筋工事もこなす「多能工」として、どこに行っても通用する一生モノのスキルを身につけることが可能です。社会保険完備や資格取得支援制度も整っており、長く安心して働ける職場です。


「手に職をつけたい」「安定した環境でしっかり稼ぎたい」という方は、ぜひアスタでその第一歩を踏み出しませんか?少しでも興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。


皆さんからのご応募を心よりお待ちしています。